【Byronbay】3件目WWOOF1日目。到着後すぐに仕事でした。
疲れが溜まって夜行バスの中ではぐっすり眠れるかと思いきや、やっぱりバスの中では熟睡出来なかったです。簡易枕なんて持っていないので、頭が揺れて首が凄く痛くなりました。そして車内には日本人はおろかアジア人もいませんでした。海外の若者怖い…(全く慣れない!)
そんなこんなでヒッピーの町、バイロンベイへ到着しました!
初対面
バイロンベイに到着。バスの中からいきなり上半身裸で親指を上げてヒッチハイクをしている男性がいて、「これがバイロンベイか…」って思いました。
バスを降り、約束の場所で待機。ボスのトニーは20分遅れて到着、初対面です。太っていて優しそうな人でした。「ジュース?」と言って、そのままジュースを奢ってもらえることに。
何がいいかな〜メニューを見てもわかんね〜
なんて思いながらメニュー表を見ていたら、「WARRIORでいい?」みたいなことを言われました。WARRIOR?何それ?う〜んわからん…そしてWARRIORを頂く流れに。
ってWARRIOR、15ドルもしますやん!!いいの!?
これがWARRIORです。まさかの瓶です。いろいろ入ってるようです。
んまかった。
その後の車内での会話、「英語は苦手か?」「イエス」「心配ない」。
「いつまでいる予定?」「一週間か二週間」「二週間でも一ヶ月でもずっといていいよ。もし海や泳ぐことが好きなら好きなだけいていい」って感じのやりとりをしました。やっぱり良い人っぽい!でも、さっきのジュース…この飴を与えられたあとから鞭が来るんじゃないかってまだ警戒しております。そして久しぶりに(拙い)英語で会話をした気がします。
すっごい広大な敷地に入っていって、ようやく到着しました。
今回のWWOOFではイギリス人、フランス人、スウェーデン人、そして僕以外の日本人の計4人が働いているようです。(僕を入れて5人)
到着して、それぞれと挨拶。日本人のWWOOFerの名前はケン(日本人は仮名にします…)ロン毛でピアスをしており、いかにもワーホリメーカーって感じでした。「話し合うかな?」と思いましたが、意外に優しそうな雰囲気で、寝る部屋(外の小屋)に案内してもらいました。その人はここに来てまだ一週間。昨日までキャラバン住まいだったようですが、今日から小屋で寝るようです。「外国人ばかりと思っていたのに、この人がいて良かった」そう思いました。思えば初めての語学学校のクラス、2件目のシェアルーム、そして今回と同じ日本人が一人いてくれるだけで本当に心強い!何かあったら助けてもらおう!←この甘えた考えがのちにより疎外感を感じる種になります…
とりあえず荷物を置いて、夜行バスで疲れたのでお休み…したいところでしたがいきなり仕事を手伝う流れになりました。。
しょっぱなの重労働…
最初の仕事は違うファームから藁のブロックを貰いに行く作業でした。イギリス人のザックの運転で、僕とケンの三人で向かいます。この藁のブロックがものすごく重かったです。僕は非力なので、「重いものは運んだりしますか?」ってケンに確認していました。「ガボチャとか運ぶくらいであんまりないよ」と言われていたけど、「こんなに重い作業は初めて」と言われました。しょっぱなからいきなり重労働でした…。
藁ブロックをトラックの荷台と牽引している荷台に積んでいきます。やっと終わって車を移動させるとまた藁ブロックが置いてある別のエリアへ。藁ブロックを積み上げていくと当然、どんどん高くなるのでもう非力な自分には何の役にも立たなかったです。やっと終わったーっと思ったらまた別のエリアへ。これがあと2回ほど続きました。
そしてロープで固定するわけですが、こういうの苦手です。というか、ほぼやったことないのでどうすればいいかわからないです。ただ横でオロオロしとりました。(邪魔)
ザックは若いのに何でも出来るし、ケンも実家が大工で手伝っていたこともあるようで何でも出来ます。俺は少し手伝っただけで、ザックに日本語で「ありがと〜」と言われました。優しい!「この日本人何にもできないな!」って冷たくされるんじゃないかとヒヤヒヤしました。
また高速を跳ばして帰るわけですが、積み方が悪かったらしく途中で倒れそうなので、何度も積み直しをしました。(もちろんこの間も俺は何も出来ない…)
高速で落としたら大変ですが、無事帰ることが出来ました。
午後からもお仕事
ランチタイムはバナナを食ったり、ケンに昨晩の残りのパスタを貰ったり。「飲む?」と言われてミキサーでスイカジュースも作ってくれました。うまい!
午前中は働いたし、あとは自由かな?と思ったら、まだまだこれから仕事があるらしい。あれ?話しが違うぞ?貰った資料には午前中働いて、あとは自由ー!みたいなイメージだったのに…。というわけで、午後からの作業はニンニク採取と草引きです。ちなみに指示を出してくれるのは美人ファームマネージャーのキャシーです。トニーどこ行った?
ニンニク狩り。
畑の草引きです。
その後はカボチャの採取。途中で日本人のケンが手伝いに来て、一緒に作業をしながらいろいろお話しました。「ここの仕事はしんどいですか?」「しんどいと思ったことは無いよ。ただ暑い」…なんか、重い作業はあるか?とか、
しんどいかしんどくないかを聞くあたりが情けなかったです。反省。「飲食の仕事をしていたから料理は得意。今はカレーが食べたい。」「旅行やマリンスポーツには興味がない。冬のスポーツも。サーフィンだけは少ししてたけど、やらなくてもいいかな?」…う〜ん、料理が得意なんて素晴らしい!そして、一緒にサーフィンの初心者体験できるかな〜?と思ったけど、残念です。
カボチャの葉(いらない部分)は集めて、作業用の車に乗せて、特定の場所へ捨てに行きました。カボチャやキュウリを洗って、生ゴミは豚がいる場所に再び車で向かいます。
豚かわいい!
と言ったら、「生ゴミ食うんスよ?こいつ、汚いです。」「最近は豚肉も食べたくなくなりました」と言っていました。
そんなこんなで夕方4時、作業終了です。WWOOFerの規定労働時間を完全に越えておる。「たぶん好きな時に終了しても怒られないけど、みんな働きものだから辞めないです。」「自分は早く次の工程が見たいから、キリがいいところまで続けてます。」…なんか、頭が下がります。反省。しかし、明日から大変そうだな〜と思いました。
あとは小屋の掃除。外国人は本当汚いです!
そしてシャワーを浴びました。(シャワーとトイレがある小屋も外にあります。)
初めての晩御飯
晩御飯はみんなで作るようです。僕は4年間一人暮らしをして、それなりに自炊をしてきたつもりですが、人に振る舞うほどの腕はありません。「クックパッドを見ないと作れない」と言うと笑われてしまいました。なので申し訳ないけど、ご飯作りはケンに任せました。みんなの分まで作るなんて大変!というか、料理も含めたらほぼ1日コースですやん!で、食べたいと言っていたカレーが出来たら、本当の最後の仕事、鶏小屋を締めに行く作業です。また作業用の車に乗ってケンと向かいます。途中の草むらで、「ここは蛇が出ることがあるらしいです」と言われました。怖っ!
作業が終了して落ち着いた頃に、2件目のWWOOFでお世話になったマザーにバイロンベイに着いたことと、今日1日の事をメールで報告。長文で、「ウーフの規定は6時間だから、それを越えるようなら訴えた方がいい。聞く耳をもたないようなら、WWOOF事務局に連絡してみて」とかなり心配させてしまいました。お気遣い、ありがとうございます。
そしてみんなでディナーです。会話はわからないからほぼ空気に。雇用主のトニーから「ようこそ!」と言われました。トニーは良い人だし、キッチンには食べ物が充実していますが、タダで働かせて外のキャビン(小屋)に住まわせて、さらに料理までさせて自分は別のいい家に住むなんて…なんだかこの人が悪代官に見えてきました。
あとは食器を洗って終了。外のトイレに行くと馬鹿でかいGがいました。
というわけで、3件目WWOOFの初日が終了です。
Wi-Fiはキャビンまで繋がらないので、好きな時にブログを更新できず(この日記は後日書きました)、完全に自由を奪われたWWOOF生活がスタートしました。
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