100年の歴史に思いを馳せて吉野家の牛丼を食った
今日、「最近吉牛食ってねーな」って何気なく吉野家のホームページを見たんですよ(なんで検索したのかわかんないけど)
そしたらこんなのがありました。
↓牛丼100年ストーリー
1899年に誕生した吉野家の牛丼…
え?吉野家ってそんな前からあんの!?
生まれる前からあるのはもちろん知ってるけど、100年以上の歴史があったんですね。(え?みんな知ってたの?)
吉野家の牛丼100年の歴史
上記の公式サイトを参照して吉野家の歴史をザッと説明すると…
1899年、東京・日本橋にあった魚市場にて、魚河岸で働く職人向けに「牛めし」を提供する吉野家が誕生!当時から有田焼の器で提供されていた。
関東大震災によって魚市場が築地に移ったことにより吉野家も移転。
東京大空襲により店舗焼失後、1947年に営業再開!
築地の本店、調べたらまだありました!
築地へは何度か行ったことがありますが、知らなかった…行きたい!
↓食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13009524/
で、店舗を拡大しつつオイルショックの煽りを受けたり、海外進出したり、フリーズドライ牛肉の使用(クオリティの低下)と値上げ&増えすぎた店舗で手に負えなくなったり、「特盛」が生まれたり、俺が生まれたり米不足が起きたりとピンチを乗り越え2001年、牛丼並盛り400円から280円になりました。(今は380円)
そーいえばこの頃、マクドナルドのハンバーガーが59円になりましたね。
僕が高校生の頃です。変な時代でした。
さらにこの頃、インターネットが普及し初めてネット上では吉野家コピペが登場!
「小一時間問い詰めたい」人が続出。おめでてーな。
刺すか刺されるか、どこか殺伐としたふいんき(←なぜか変換できない)を醸しつつ、どこか夢があった吉野家は、2003年に最大のピンチを迎えます!
米国のBSE(狂牛病)問題によりアメリカ産牛肉の輸入禁止。
そして2004年…
この世から牛丼が消えた…
(いやこの世からは消えてない)
吉野家のみならず牛丼チェーン4社からマジで牛丼が消えた。
この頃焼肉屋でバイトしてましたが、焼肉業界も大打撃!とにかく国産がもてはやされる時代でした。もうこれからは牛肉が食べられなくなるんじゃないかって思いました。
他社がオーストラリア産等の牛肉に切り替えるなか、吉野家だけは過去の教訓からアメリカ産にこだわり、牛丼販売の再開に出遅れたイメージがありますが、合ってるかな?
つーかここのサイトでめっちゃ詳しく書いてる!
そして、牛丼の限定復活を繰り返し2008年3月、約4年ぶりに吉野家から牛丼が帰ってきました。(24時間販売)
BSE問題の中、吉野家は人知れず「うまい、はやい、やすい」から「うまい、やすい、はやい」にキャッチフレーズを変え、現在に至ります。
吉野家の牛丼を食ってきた
久しぶりに吉野家の牛丼、食ってきました。
牛丼一択のつもりがこの麦とろ牛皿午前(並盛590円)、めっちゃうまそう!
しかし麦とろ牛皿の誘惑を振り払い、牛丼大盛り(550円)を注文!
牛丼大盛り、来ました。(早い!)
有田焼の器。
牛一頭あたり約10%程度しか取れない部位。
赤身と脂身の割合は6:4!
これで大盛り550円とは…(安い!)
牛丼によくある独自のブレンド米を使用したご飯。
食感がちょうど良い!
仕入れの際に実際に煮込んで味を確認しているというこだわりの玉ねぎ。
久しぶりに食べた吉野家の牛丼の味はやっぱり
うまい!
でした。
おわりに
吉野家をプッシュしすぎて回し者みたいになってしまいましたが、有名なチェーン店も歴史を辿ると意外にひとつの小さなお店から始まっていたりしますね。
全国どこにでもありどこでも同じ味が楽しめるチェーン店ですが、その歴史を噛み締めながら食べると違った味になりますよ!
まあお前らド素人は、吉野家の冷凍牛丼の具でも食ってなさいってこった。(おすすめ!)