30歳からのブログ。

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男だけど「ガラスの仮面展」京都会場へ行ってきた

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男だけど僕は昔から少女漫画の「ガラスの仮面」の大ファン…というわけではなく一度も読んだことはありませんでしたが、ひょんなことから連載40周年記念のガラスの仮面展(京都会場)へ行くことになりました。

 

僕の中でのガラスの仮面のイメージは…

 

・未だに連載が続いている昔の少女漫画

・ベルサイユの薔薇とカブる

・昔、安達祐実主演のドラマが放送されていた(見てた)

・野際陽子

 

くらいのものでした。

 

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会場の入り口付近に、例の紫のバラが届いています。

これは作中で大都芸能社長の速水真澄が主人公の北島マヤに匿名で送るバラですが、それすらも知らなかったので「ガラスの仮面ファンが作者に匿名で送ったんや!」って驚いてしまいました…

 

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というわけでガラスの仮面のことは何もわかりませんが、チケットをゲット!

当日料金は一般900円ですが、ICOCAで買うと800円になりました。その他のカードでも割引になるので、受付で確認して下さい。

 

作品のファンじゃなくても楽しめるのか?

そもそもお前、読んだことないのに楽しめんの?って話ですが、結論から言うと十分楽しめました!「ガラスの仮面」は知らないけど漫画自体は好きですし、なんと言っても連載40年も続く超有名少女漫画の生原稿や原画が見れるわけです!(複製じゃないよね?)

これはファンじゃなくても見る価値あるでしょ〜!

 

原稿のホワイト(修正)の跡とか、ベタ(黒塗り)の具合とか、黄ばんだセロテープ、セリフの吹き出しに写植が貼ってある感じとか、雑誌の紙面では伝わらない"手作り感"が伝わってきます!

昔の少女漫画らしい鮮やかなカラー原稿など、漫画に興味がなくてもひとつの作品として楽しめるはずです。

 

客層はやっぱり年齢層が高めで女性が多いですが、若い子もいます。

カップルや親子連れも多いです。男性一人でも浮きません!たぶん(いや僕は一人じゃないですよ) 

 

みどころ

各名場面の原稿が張り出されていて、読み進めると大まかなストーリーが分かるようになってます。カラー原画や紫のバラにフォーカスした場面、白目の表現にフォーカスした展示もあります。先述した安達祐実主演ドラマの台本なんかも展示されていますが、僕がもっとも驚いたのが作者の美内すずえ先生が小学生・中学生の頃に書いた漫画ノートです!

 

「もう子供の頃から(漫画として)完成されとるやん!」って思いました。

手塚治虫とか、漫画界の巨匠はほんとに子供の頃から圧倒的な才能を見せつけますね!(子供の頃に描いた漫画が意外に残ってますよね)

これには、なんて恐ろしい子!と言わざるを得ない…。できれば全ページ読めるようにしてほしいところですが、こういう昔の漫画を読まれるのって作者にとっては恥ずかしいみたいですね。

 

あとは美内すずえ先生のメッセージなんかもあります。

ネタバレで恐縮ですが、「最終回をあきらめていません。」という旨のメッセージは胸に刺さるものがありました。よく「漫画はキャラが勝手に動く」なんて言われますが、ガラスの仮面という作品が大きくなりすぎて、キャラや物語が作者の離れたところで進んでいく中でそれを描き上げなければいけないという生みの苦しみがあるんだろうな〜と勝手に想像してしまいました。

 

おわりに

残念ながら会場内は撮影禁止なので、展示物を見るには会場へ足を運ぶしかありません!また、グッズ販売や限定ガチャなんかもあります。

京都での開催は今月25日までなのでこの機会に是非!

 

■開催概要

会期:2017年12月1日(金)〜12月25日(月) ※会期中無休

会場:美術館「えき」KYOTO(京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7F隣接)

http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/

入場料:

[前売り料金] 一般700円、高・大学生500円、小・中学生300円
[当日料金]  一般900円、高・大学生700円、小・中学生500円
※前売り券は、美術館「えき」KYOTOチケット窓口(休館日を除く)、チケットぴあ(Pコード768-651)、ローソンチケット(Lコード55922)で11月30日(木)まで販売予定。

 

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