30歳からのブログ。

30代の雑記ブログ→ほぼ福岡グルメブログになりました。

タイトルに惹かれて衝動買いした本「イヌを長生きさせる50の秘訣」の感想。

よく本屋に行くんですが、一冊の本が目に止まりました。

 その名も「イヌを長生きさせる50の秘訣」

 

一年ほど前から実家で犬を飼いはじめたのですが、これがまあ可愛い!

最近は猫ブームもあり気持ちが犬派から猫派に傾いていたのですが、いっきに自分の中の犬派が返り咲きました!

 

しかし、今まで犬を飼ったことがありません。

今では予防接種はもちろん、犬の去勢手術や避妊手術は常識となり犬も長生きする時代になりましたが、それでもわからないことだらけ。どうしても人間の常識で判断してしまいがちです。

 

躊躇しましたが愛犬が952円(+税)で長生きするなら安いか!と思い、タイトルに惹かれるまま購入しました。

 

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表紙がもう愛らしいです!

 

犬のよくある異物飲食などの事故、安心安全と思いがちな屋内飼いの注意点、散歩中のトラブル、食生活や病気・ケガの対応など、飼い主が気になるところはだいたい網羅しているかと思います。

犬を飼っている人はわかると思いますが、愛犬に「ちょうだい!」と食べ物を催促されちゃうと、可愛いしなんとなくあげないと可愛そうな気になるのでついついおかしを与えてしまいますよね…。でもやっぱり与えすぎはダメなんです。そういうことがこの本には書かれています。うちの犬もダイエット中です…

 

よくリードをつけなくても、飼い主の横をぴったり着いていく賢いワンちゃんがいますよね?「賢いな〜」なんて微笑ましく見るんですが、しかし…

 

イヌはなにかのはずみで車道にですぎたり、急になにかに向かって走り出したりします。そしてそんなときに、交通事故は起きます。

(中略)

 よく飼い主は、「うちの子はおとなしくて賢いからだいじょうぶ」と言いますが、動物ですから突発的な行動は常に起こり得るわけです。

 

どんなに賢くても、どんなに可愛くても犬は犬。人間ではない動物だということを改めて思わされました。

そして、今までは大丈夫だったとしても、あまり考えたくないことではありますが犬もやがて年老いて衰えていき、死にます。犬の寿命が人間の寿命を越えることはありません。この本には老犬の症状や、それぞれの対策についても書かれています。

 

個人的に一番知りたかった「犬が食べてはいけないもの」については、書かれてはいるんですがもっと細かく表にして載せて欲しかったかな?

しかし犬の視点で何が危険なのか知る良いきっかけになりました。犬を飼うことに慣れている飼い主さんも一度手に取って読んでみて下さい。オススメです!

 

 

読み物としても面白い!

犬の飼育について書かれている本ですが、この本は文字量が多目だと感じました。

基本的にマジメな文章内容ではあるんですが、先ほどのおやつを与えすぎる飼い主の項目で…

 

ずっとそのままでは、いつか愛想をつかされます。人間でいえば、「孫の歓心をおこずかいで買うおじいちゃん、おばあちゃん」、もしくは「援助交際」と同等です。

 

え、援助交際!?

 

また、高級霜降り和牛しか食べなくなった犬については…

 

高価な食餌を好むことは、自慢できることではありません。そのことを誇らしげに語る人がいますが、あなたのイヌは海原雄山ではありません。

 

海原雄山!!

 

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犬の本なのに思いがけない単語が出てきて笑ってしまいました。

このあたり筆者のセンスを感じます。読み物として面白いです。

 

文字は多めですが、ちゃんとイラストもあって読みやすくもなっています!

 

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おわりに

ペットはぬいぐるみみたいに可愛くてついつい甘やかさせしまいますが、その行動が犬にとって本当に良いことなのか考えるきっかけになりました。

我が家では両親が60を過ぎてから犬を飼うことになりました。両親はまだまだ元気ですが、両親がいつまでも健康で幸せに生活してもらう為にも、愛犬には長生きして欲しいと思っています。

 

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